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突然ですが、皆さん、チラシなどで
「家庭用エアコン標準工事込みで〇〇円！！」というのを目にしたことはございませんか？
でも業務用エアコンの工事費を具体的に表示しているチラシは見たことがありませんよね？？
業務用エアコンも家庭用エアコンと同じように費用を掲載してくれればわかりやすいのに…
そういうチラシがないのはいったいなぜなのでしょうか？
今回は業務用エアコンの工事について細かく解説していきましょう。
業務用エアコンの工事について
業務用エアコンの工事にはなにが必要なのでしょうか？
なにに注意しないといけないのでしょうか？
家庭用エアコンの工事と何が違うのでしょうか？
電源 （業務用の電源やブレーカーが必要です。）
新しいエアコンに合った正しいブレーカーが設置されているか確認が必要です。
例え古いエアコンと新しいエアコンの能力が同じだったとしても昔と今ではブレーカーの容量が変わっている場合があります。
同じメーカーだからといってすぐに工事できるわけではないのです。
冷媒配管の種類の多さ
家庭用エアコンの冷媒配管の種類は1種類なのですが、業務用エアコンは多岐に渡ります。
馬力が大きくなればなるほど冷媒配管は太くなり、溶接作業も難しくなります。
また家庭用とは異なり、業務用エアコンの設置は配管が長くなることがほとんどなのです。
つまり冷媒配管の種類や長さによって工事費用は大きく変わります。
排水方法がたくさんある
ドレン配管と呼ばれる排水用の配管が業務用エアコンにはたくさんあり、
現場をみてみないと排水できるかできないか判断がつかないのです。
設置費用
業務用エアコンの形は様々あります。天井カセット形・天吊り形・壁掛け形・床置き形・・・
それぞれに特徴があり、設置の難しさによって設置費用が変わります。
室外機の場所
実はこれが一番大変なのです！！
家庭用エアコンの室外機は作業員一人でも持つことができますが、業務用エアコンの大きい馬力の室外機は一人では運べません。
馬力が大きくなればなるほど室外機は重くなり、大人4人でも持ち上げるのが精一杯の室外機もあります。
まだ地上に設置するのであれば簡単なのですが、階段しかないビルの屋上に設置……なんてこともあります。
場合によってはレッカー車が必要で費用が追加になったりすることも…
以上ご紹介したものはほんの一部ですが、少し業務用エアコンの工事についておわかりいただけましたでしょうか
このように業務用エアコンの工事費というのはズバリいくら！！と言えるものではなく、
条件やケースによって大きく変わるのです。
店舗の大きさや立地、業種等おすすめするエアコンが異なれば工事内容、費用も異なります。
お客様おひとりおひとりご希望が違いますので、業務用エアコン工事をお考えの際は専門の業者に来てもらい算出してもらうことをお勧めします！
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また以前の記事でエアコン工事の流れもご紹介していますので
気になる方は合わせてぜひご覧ください。
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