業務用エアコンのお手入れについて

エアコンの定期的なクリーニングにはこんなメリットが

洗浄するとどんな効果があるの？

カビやホコリ・タバコのヤニ・雑菌の温床となるエアコンの内部。

エアコン内部の汚れは、不衛生なだけでなく、そのまま運転し続けるとエアコンに余分な負担がかかります。

冷房・暖房の運転効率低下の原因にもなるだけでなく、電気代がかさむ原因にも･･･。

定期的にエアコン内部を清掃することで、エアコン本来の性能が回復し消費電力を抑えらます。

条件にもよりますが熱交換器を洗浄しただけで、なんと約20%※の節電効果が期待できます。

どのくらいの頻度でやったらいいの？

◆店舗、工場･･･約3年

◆事務所、工場事務所棟･･･約5年

◆福祉、医療･･約5年

※洗浄頻度は環境、雰囲気、運転時間で変わります。この時期を待たずに異変を感じた場合は

メーカーや専門業者にご相談ください。

業務用エアコンの本格的なお掃除はプロにまかせましょう

エアコンの内部の洗浄は熱交換器などの汚れを除去するのが一般的ですが、

その洗浄方法や使用する洗浄剤の選定・取扱い・処理は高い専門知識が必要になります。

故障や思わぬ事故にも繋がりますので、お客様自身で実施しないようにしましょう。

必ず専門業者に依頼してくださいね。

【洗浄の流れ】

自分でできることはあるの？

専門業者による定期的なメンテナンスは必要ですが、フィルター掃除などはご自身で日頃からやっておくと、
エアコンの冷暖房の効率がよくなることはもちろん、年間電気代削減にも繋がります。

フィルターのお手入れってどうしたらいいの？（※ラウンドフローの場合）

①フィルターを取り外します

②フィルターの汚れを取り除きます

（1）掃除機でホコリを吸い取ります。

（2）汚れがひどいときは、柔らかいブラシや液体中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗ってください。

注意：50℃以上のお湯で洗わないでください。変色や変形の原因となることがあります。

（3）水洗い後は、水切りしてから日陰でよく乾かしてください。

③エアフィルターを取り付けます。

＜注意すること＞

・エアフィルターの取り外し方法は取扱い説明書にて御確認ください。

・思わぬ事故に繋がる恐れがあるので分解は自分でしないでください。

・お手入れの前には必ず運転を停止し、電源プラグを抜くか、エアコン専用ブレーカーを切っておこなってください。

・高所作業になりますので足場に気をつけてください。

フィルター清掃はめんどくさい？簡単にフィルター掃除ができる商品も！

とはいえ日々のお掃除はちょっとめんどう･･･

そんなお悩みをちょっと楽にしてくれるこんな商品もあります。

「定期的にお手入れしたい」「でも脚立を使って取り外しは大変」・・・そんな方におすすめ

・フィルター自動昇降

リモコン操作でフィルターが自動で昇降するから、グリル、エアフィルタの掃除が脚立なしで行えます。

「なるべく簡単に掃除をしたい」「掃除の際にエアコンの下の商品にホコリが落ちたら困る」・・・そんな方におすすめ

・フィルター自動清浄

エアコン運転中に吸い込まれたホコリをキャッチし、内部のダストボックスに回収。

約１年分のホコリを溜めることができる為、年１回ボックスに溜まったホコリを掃除機で回収するだけ！

またホコリが溜まったらリモコンと室内機LEDでお知らせするので回収忘れもなく安心です。

自分にあったお手入れ方法で、日々快適な空間を維持したいですね。

最後に

毎日使用するエアコン。日頃のお手入れはもちろんですが

、フィルターの奥や熱交換器など自分ではできない部分にも汚れはたまっていきます。

定期的なエアコンの洗浄はエアコンの寿命を延ばすことに繋がりますので、

定期的に専門業者に依頼して行うようにしましょう。