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8月に入り本格的な暑さがやってきました。
夏の時期は、室外から室内に入ったとき「暑い!」と感じ、冷房のスイッチを急いでONにする方がほとんどではないでしょうか。
それは家への帰宅時だけでなく、飲食店などの店舗に入店した時も同じで、利用者のお客様は室外から室内へ入った時に
特に「暑い!」と感じやすいため、業務用のエアコンでは更に設定温度を低めにしておく必要があったりします。
しかし、「設定温度を下げてもなんだか蒸し暑い」と感じる事もあり、
さらに設定温度を下げると、電気代ばかり上がってしまうことにもなります。
今回はそんな時、効果的な”除湿”についてご紹介します。
暑い、と感じる温度と湿度の関係は?
私たちは、気温が何度で、湿度が何%の時、「暑い」と感じるのでしょうか。
わかりやすい指標として、厚生労働省が公表している【暑さ指数 WBGT】をご紹介します。
※厚生労働省 熱中症を防ごう
この指数は熱中症を予防するために、【注意】【警戒】【厳重警戒】【危険】というステージで、
熱中症の危険度を知ってもらうためのものです。危険度ごとにアラームが鳴る熱中症計にも利用されています。
この指標によると、例えば、30度でも相対湿度が40%なら、注意レベルですが、
25度でも湿度が100%なら厳重警戒レベルとなります。つまり、「暑い」と感じる要因は気温だけではないということです。
除湿と冷房の目安は?
では「暑い」と感じたとき、除湿にするのか、冷房にするのか、何を基準に判断するのが良いのでしょうか。
一つの目安として、「気温が28度」 「相対湿度が50%未満」 にすることをお勧めいたします。
この状態であれば、熱中症指数は注意レベルに抑えることが可能です。
湿度が極端に高い場合は、除湿運転(ドライ)にして、湿度を下げてから、「弱冷房運転」に切り替えるのも、
効率的に「暑い」状態を回避しつつ、エネルギー消費を抑える工夫の一つです。
もちろん、飲食店などの大きな窓際の席や、排熱量の多い機器がある場所、
暑い屋外から作業して帰ってくる人がいる会社の事務所などでは、この設定では不十分な場合もあります。
また人それぞれに、睡眠時間や食事の有無などによって熱中症の危険度や、それに関連する暑さの感じ方は
違ってくるので、あくまでも目安として参考にしてください。
最後に
今回は人が「暑い」と感じる要因を、気温と相対湿度という観点から考え、
お店や会社内での冷房や除湿の活用場面について、簡単に紹介させていただきました。
「暑い」と感じたとき、ついつい冷房使い「低温度」で「風量大」の設定に頼りがちですが、
業務用エアコンの使い方を工夫するだけでも、大幅なコスト削減に繋がります。
そうした工夫をしても、やはり暑いときは暑いです。暑さを我慢すると熱中症の危険性もあるので、
効果的に業務用エアコンの冷房や除湿機能を活用しましょう。
それでも暑さが解消されない場合には、業務用エアコンのガス漏れや、故障、または汚れの蓄積などが考えられます。
※故障やクリーニングについて知りたい方は、こちらの記事も併せてご参照ください。
エネルギー消費を抑えながら、年々厳しくなる暑さを賢く乗り切っていきましょう。
エアコンの汚れ、臭い、故障など気になる事が御座いましたら京都の業務用エアコン.jpへお問い合わせ下さい。
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