エアコンのメンテナンスってどうやるの？メンテナンス頻度と費用について

ビルや商業施設に設置されているエアコンの多くが、天井に埋め込まれた「業務用エアコン」です。
こまめにメンテナンスをすることで、エアコンの効き目も良くなるので清掃を試みる方もいるのではないでしょうか。

しかし、自分でエアコンのメンテナンスを行う場合、家庭用とは異なる分どのように清掃すべきか悩むこともあるでしょう。
エアコンのメンテナンスを行う際は、エアコン業者に依頼することでスムーズなメンテナンスが可能です。

 

エアコンのメンテナンス頻度

業務用エアコンは家庭エアコンと同様に、こまめにメンテナンスを行うことで効き目も良くなります。
また、清潔感が大切な飲食店などでは、異臭などのトラブルが起こらないためにもメンテナンスは欠かせません。

ここでは、エアコンの箇所別にメンテナンスの頻度をご紹介します。

エアコンフィルターのメンテナンス頻度

エアコンのフィルターは、ほこりから身体を守るためにも必要な部分です。
こまめに掃除することによって、電気代も抑えることができます。エアコンのフィルターは1か月に2度の清掃が望ましいとされています。

1日8時間使用することで、フィルターにはほこりが多く絡みつきます。
多くのエアコンメーカーは8時間使用し続けた場合、2週間に1度のメンテナンスを推奨しています。
フィルターの掃除はセルフで行えるので、こまめに行うことをオススメします。

エアコン内部のメンテナンス頻度

エアコン内部のメンテナンスは、使用状況や部屋自体の汚れ具合によっても頻度が異なります。
一般的には1年に1度の頻度が望ましいといわれています。業務用のエアコンは、家庭用のエアコンとは異なるのでセルフメンテナンスが難しいです。

飲食店などの長時間エアコンを稼働させている店舗の場合は、1か月に1度異常が無いか確認することをオススメします。
エアコンから異臭がしたり、何らかの異常を感じたら掃除などのメンテナンスを行いましょう。

 

エアコンのメンテナンス方法

家庭用のエアコンを掃除している方は多いですが、業務用のエアコンを掃除している方は少ないです。
天井に埋め込まれたエアコンは、高所作業にもなるため危険も付きまといます。
しかし、業務用エアコンでもフィルター掃除をすることは可能です。

フィルターを掃除する際は、以下のものを用意してください。

1. 掃除機
2. ドライヤー
3. スポンジ
4. 中性洗剤

フィルターの掃除はいきなりフィルターを外すのではなく、安全確保のために一度電源プラグを抜きます。
店舗の電源プラグの場所が分からない場合は、ブレーカーを落とすことで感電や漏電のリスクを避けることができます。

次にフィルターを外し、掃除機で汚れを丁寧に吸い込んでいきます。
フィルターは業務用エアコンによって、取り付けられている場所が違います。
無理に取り外そうとすると故障や破損の原因になるので、エアコンの説明書などで事前に確認しましょう。

落ちなかった汚れをスポンジと洗剤で綺麗に洗い流し、ドライヤーで水気を飛ばして完了です。
水分が飛びきらなかった場合は、天日干しなどで水分を完全に取り除きましょう。
濡れている状態で使用すると、故障の原因にもなります。

 

メンテナンスの注意点

天井に埋め込まれているエアコンは、フィルターを取り外す際に下にほこりなどの汚れが落ちる可能性があります。
作業を行う前に、一度下に物がないか確認しましょう。商品などを陳列している場合は、すべて移動させておくとスムーズに作業できます。

また、業者にエアコン清掃を依頼する場合であっても、あらかじめ周囲の物はどかしておくことをオススメします。
設置されている場所や業者によっては、足場を組んでの作業を行うことがあります。

業者のエアコンメンテナンスは、内部を清掃するために水が使える場所も確保しましょう。
内部清掃ではブレーカーを落とすので、ブレーカーの位置や分電盤の位置を把握しておいてください。

 

まとめ